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Web開発イントロダクション

ビギナー
ロードマップ
Web制作

概要

Web制作の全工程を、戦略・企画からUX設計、デザイン、フロントエンド・バックエンド開発、インフラ、テスト、SEO、運用まで9つのセクションで整理したロードマップの概要版です。各分野の流れと重要スキルをつかむことを目的としています。

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アウトプット

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内容

イントロダクション

  • 今日見るのは、Web制作ロードマップの全体像
  • 企画から運用まで、9つのセクションを順番に説明する
  • それぞれの流れと、代表的な重要スキルをつかむ
  • ゴールは、自分が楽しめそうな分野を1つ見つけ、さらに深堀りしてみること
流れ
  1. 戦略・企画
  2. UX・情報設計
  3. UI・ビジュアルデザイン
  4. フロントエンド開発
  5. バックエンド開発
  6. インフラ・DevOps
  7. 品質管理・テスト
  8. SEO・マーケティング
  9. 運用・監視・改善

戦略・企画

  • まず何のためにサイトを作るのかを決める工程
  • 誰をターゲットにするかを整理する
  • どんな成果が出たら成功かを定量的に決める
  • デザインや実装の前に、方向性をそろえる役割がある
流れ
  1. サイトの目的を決める
  2. ゴールやKPIを決める
  3. ターゲットを考える
  4. 競合や市場を調べる
  5. 必要な機能やページを決める

SMART KGI KPI ペルソナ 競合分析 3C分析 SWOT分析 ゴール設定 要件定義 サイトマップ

重要スキル① ペルソナ設計

  • 想定ユーザー像を具体化する作業
  • 誰に向けるかがはっきりすると内容や導線を決めやすい
  • なるべく具体的な人物像が浮かぶように詳しく設定する

ペルソナ ターゲット ユーザーニーズ整理

重要スキル② KPI設計

  • サイトの成果を測る指標を決める
  • 改善するときの判断材料になる
  • 例:お問い合わせ数 / 資料請求数 / 購入数 / 直帰率 / CV率

KGI KPI PV CV 直帰率

重要スキル③ サイトマップ

  • サイト全体のページ構成を一覧で整理したもの
  • どのページが必要かを関係者と共有するために使う
  • 抜け漏れや重複を早い段階で防ぐ

サイトマップ ページ構成


UX・情報設計

  • サイトの構造と、迷いにくい情報の配置を考える工程
  • ユーザーの導線や、予想される行動を整理する
  • UIを作成する手前で、体験の骨組みを作る役割がある
流れ
  1. ユーザーの行動を整理する
  2. 情報の優先順位を決める
  3. 画面遷移や導線を考える
  4. ワイヤーフレームに落とす
  5. 使いにくさを見直す

カスタマージャーニー ユーザーフロー ワイヤーフレーム CTA 情報設計 サイトマップ

重要スキル① カスタマージャーニー

  • ユーザーがサイトを認知してからの行動を整理する
  • どこで迷い、どこで不安になりそうかを見つける
  • 体験の流れ全体を考えるための基本になる

カスタマージャーニー タッチポイント 感情の変化

重要スキル② ワイヤーフレーム

  • 画面の情報配置や優先順位を整理するための書類
  • 見た目の装飾より先に、必要な要素を整理する
  • 迷わない画面構成を考えるための土台になる

ワイヤーフレーム 情報設計 CTA


UI・ビジュアルデザイン

  • 見やすさを整えて、見栄えの良い画面にする工程
  • 色、文字、部品の見せ方を決める
  • UXで作った構造に、見た目のルールを与える
流れ
  1. 画面の目的を確認する
  2. 配色や文字のルールを決める
  3. ボタンや見出しを部品化する
  4. 画面ごとの見た目を整える
  5. 一貫性を確認する

配色設計 タイポグラフィ コンポーネント 余白設計 デザインシステム アクセシビリティ

重要スキル① Figma

  • 主にUIデザインや画面設計で使われる代表的なツール
  • 画面を作るだけでなく、部品をまとめたり、チームで共有したりしやすい
  • ワイヤーフレームから完成イメージ、簡単なプロトタイプまで対応できる

Figma プロトタイプ

重要スキル② コンポーネント設計

  • ボタンやカードなどを再利用できる部品として考える
  • ページごとの差を減らし、修正しやすくする
  • コンテンツを通して常に一貫したデザイン・ユーザビリティを提供するために重要なプロセス

コンポーネント 再利用性 デザインシステム


フロントエンド開発

  • 設計された画面を、ブラウザで動く形に実装する工程
  • HTML / CSSで見た目を組み、JavaScriptで動きをつける
  • APIとつないで、使える画面にする
流れ
  1. HTML / CSSで画面を組む
  2. JavaScriptで動きをつける
  3. Reactで部品化する
  4. Next.jsでページ構成や表示を整える
  5. APIとつないで機能を完成させる

HTML CSS JavaScript TypeScript React Next.js API連携 SSR SSG

重要スキル① React / Next.js

  • ReactはUIを**「部品」単位で組み立てる**JavaScriptライブラリ
  • Next.jsはReactを土台に、ルーティング・表示最適化まで一括で扱えるフレームワーク
  • 2つをセットで使うのが、モダンなフロントエンド開発の定番

React Next.js TypeScript コンポーネント SSR SSG

重要スキル② TypeScript

  • JavaScriptに型の考え方を加え、コードの安全性と読みやすさを上げる
  • 開発中にミスへ気づきやすくなり、保守もしやすくなる
  • ReactやNext.jsと一緒に使われることが多い
  • 利用する場面の増加によりPythonと並んで人気のある言語の一つ

TypeScript 型推論

重要スキル③ API連携

  • 外部サービスやバックエンドと通信してデータをやり取りする
  • 一覧表示、フォーム送信、ログインなどでよく使う
  • 見た目だけの画面を、使える機能に変える

API連携 REST API async/await


バックエンド開発

  • データや認証、APIなど、サイトの裏側を作る工程
  • 見えない部分だが、機能の土台になる
  • 保存・取得・制御の仕組みを担当する
流れ
  1. APIの役割を決める
  2. データベースを設計する
  3. データを操作する処理を書く
  4. 認証や権限を組み込む
  5. セキュリティや性能を整える

Node.js PHP Python REST API CMS API連携 DB設計 ER図 SQL OWASP

重要スキル① DB設計

  • データの構造や関係性を整理する
  • ユーザー、投稿などのDBをどう分け、データをどう持ち、どう参照し合うかを決める
  • 後から機能追加しやすい構造にする

DB設計 MySQL PostgreSQL ER図 正規化

重要スキル② API設計

  • フロントエンドとバックエンドのやり取りのルールを決める
  • 何を受け取り、何を返すかを整理する
  • エラー時の返し方も含めて設計する

API設計 REST API OpenAPI

重要スキル③ CMS

  • 記事やお知らせなどの内容を、管理画面から更新できる仕組み
  • 保存するデータ構造や公開方法を考える点で、バックエンド寄りの仕事とつながりやすい
  • フロントエンドとはAPIやデータ取得を通して連携する

CMS WordPress ヘッドレスCMS microCMS


インフラ・DevOps

  • 作ったサイトやアプリを安全に公開し、安定して動かす
  • 具体的には、サーバー(クラウド)、デプロイ、自動化を扱う
  • 公開後の安定運用にも大きく関わる
流れ
  1. Gitで変更を管理する
  2. Dockerで実行環境をそろえる
  3. AWSなどクラウド環境に公開先を用意する
  4. CI/CDでテストとデプロイを自動化する
  5. 安定稼働を確認しながら更新を回す

Git GitHub GitHub Actions Docker CI/CD AWS EC2 S3

重要スキル① Git / GitHub

  • コードの変更履歴を管理し、安全に開発を進めるための基盤
  • いつ何を変更したかを残しながら、ブランチを分けて作業できる
  • レビューやCI/CDともつながり、安定運用を支える

Git GitHub ブランチ プルリクエスト

重要スキル② Docker

  • 仮想化という技術により、クラウド等の環境をどこでも同じ状態にそろえやすくする技術
  • 開発環境と本番環境の差を減らし、動作のズレを防ぐ
  • Dockerでイメージを作成し、それをそのままクラウドにデプロイすることも可能

Docker コンテナ Dockerfile

重要スキル③ AWS

  • サイトやアプリを動かす基盤を用意する代表的なクラウドサービス
  • サーバー、ファイル保存、配信など200以上のサービスを提供
  • Amazonが開発・運営し、世界規模のインフラも構築可能

AWS EC2 S3 CloudFront Lightsail

重要スキル④ CI/CD

  • 開発中にテスト・ビルド・デプロイを自動化する仕組み
  • Gitの更新をきっかけに、DockerやAWSと連携して反映までつなぐ
  • 手作業ミスを減らし、更新を速く安全にしやすい

CI/CD GitHub Actions 自動テスト デプロイ


品質管理・テスト

  • 作ったものが正しく使えるかを確認し、品質を守る工程
  • 動作確認、表示確認、端末確認、自動テストなどを扱う
  • 安心して公開するための最後の壁にもなる
流れ
  1. 確認する点を整理する
  2. 基本動作と表示を確認する
  3. フォームや導線を確認する
  4. ブラウザや端末差異を確認する
  5. 自動テストや再テストを回す

単体テスト 結合テスト ビジュアルリグレッションテスト E2Eテスト アクセシビリティテスト Playwright

重要スキル① テストケース設計

  • 何をどう確認するかを整理する
  • 正常系、異常系、境界値を考える
  • 確認漏れを防ぎやすくなる

テストケース 正常系 異常系 境界値

重要スキル② 単体・結合テスト

  • 基本的なコードのテスト方法
  • 単体テスト:関数やコンポーネント単体が正しく動くかを確認する
  • 結合テスト:複数の部品を組み合わせたときに正しく連携するかを確認する
  • 小さい単位で早く問題を見つけられるのが強み

単体テスト 結合テスト Jest

重要スキル③ ビジュアルリグレッションテスト

  • 画面の見た目が意図せず変わっていないかをスクリーンショットで比較するテスト
  • コード変更の前後で画面を自動撮影し、ピクセル単位で差分を検出する
  • デザイン崩れや意図しないスタイル変更を早期に発見できる

ビジュアルリグレッションテスト Storybook Chromatic

重要スキル④ E2Eテスト

  • 実際の操作の流れを、全体を通して確認するテスト
  • ログイン、購入、送信など一連の流れを見られる
  • 連携部分の不具合を見つけやすい

E2Eテスト Playwright


SEO・マーケティング

  • 検索エンジンでの検索順位の最適化と、リスティング広告におけるキーワード選定の最適化をする工程
  • 検索キーワード、ページ内容、導線、検索での反応を見る
  • 作ったサイトをどう効率的に宣伝するかを考える
流れ
  1. キーワードを調べる
  2. 検索意図を整理する
  3. ページ内容を最適化する
  4. 技術的なSEOを整える
  5. Search ConsoleやSNSで反応を見る

キーワード調査 Google Trends Keyword Planner Google Search Console SNS戦略 構造化データ

重要スキル① キーワード調査

  • どんなキーワードが検索されているかを調査する
  • 検索ボリューム、競合難易度、関連語を見る
  • ユーザーの検索ワードの方向性をつかむ

キーワード調査 Google Trends Keyword Planner

重要スキル② Search Console確認

  • どんなキーワードで検索され、クリックされているかを確認する
  • 検索クエリ、表示回数、クリック数、掲載順位が見られる
  • 検索での反応を見て改善につなげる

Google Search Console 検索クエリ 掲載順位

重要スキル③ SNS戦略

  • SNSを使って、サイトやコンテンツを知ってもらう流れを作る
  • どの媒体を使うか、何を発信するか、どこへ誘導するかを考える
  • 検索だけに頼らず、見つけてもらう入口を増やせる

Instagram X 拡散


運用・監視・改善

  • 公開後のサイトを育て、見直し、改善し続ける工程
  • 更新、分析、改善のサイクルを回していく
  • 公開して終わりではなく、ここからも仕事が続く
流れ
  1. コンテンツを更新する
  2. アクセス状況を見る
  3. 離脱ポイントを探す
  4. 改善案を整理する
  5. 変更後の数字を見直す

Google Analytics 直帰率 離脱率 PV CV PDCA 更新スケジュール

重要スキル① Google Analytics(GA)

  • 公開後のユーザー行動を数字で確認する
  • どのページが見られたか、どこで離脱したかを見られる
  • 感覚ではなく、根拠を持って改善しやすくなる

Google Analytics 直帰率 離脱率 PV CV


まとめ

どこか気になる分野がありましたか?

気になる分野やスキルがあったら、それを深堀りしてみて下さい。深堀りすることで、他のスキルへと繋がり、世界がさらに広がってゆきます。